たまには仕事のお話を・・・

2010年7月15日 木曜日

たまには仕事のお話です。

当事務所の売れっ子サービスに「電子定款サービス」があります。定款というのは会社の名前や目的(どんなことをする会社か)、誰が作ったのか、などの設立の情報や、会社の組織、株式についてなどが書かれたものです。よく、「会社の憲法」と言われます。

「会社の憲法」と言われるくらい大切なもので、会社を作るときは必ずこの定款をつくります。

で、「電子定款」というのは、従来定款という紙の冊子を作って公証役場で認証を受けたり、登記所で登記の際に添付書類として提出したり、会社に保存していたりしたものを、「電子データでも認証するし、登記の受け付けもするよ!」となった定款なのです。

何が違うのかと言いますと、紙の定款原本には保存の際印紙をはらなければいけません。4万円の印紙です。

それが、「電子定款」になると、保存すべき紙がなくなるので、印紙代が不要になるのです。つまり、4万円のお得です。

そんなわけで、「電子定款使いたい!」という人が増えてきているのです。

電子定款を作るための設備を整えるのに4万円以上かかってしまうので、一回しか定款を作らない人にとってはメリットがありません。

そこで、「電子定款対応の行政書士です!」とサービスを売り込むわけです。

お客様はいくらか行政書士に報酬を払っても、4万円の印紙代がいらなくなるのでトータルコストで考えると、かなりコストダウンができます。この電子定款という制度、だれも損しないとってもいい制度だと思います。

しかし、

比較的新しい制度なので、登記の際に必要になる書類が従来の紙の定款とは若干違ったりするのですね。

「会社を作る本」等、会社設立のノウハウが書かれた本はたくさんあります。「電子定款なら4万円お得」とも、たいがい書いてあります。

でも、電子定款にすると、紙の定款の時は省略できた書類が省略できなくなることは、案外書かれていません。

案外というか、私が今まで読んだ本には一切書かれていませんでした。

だから、一生懸命本を読んで、電子定款だけ行政書士に頼んで、あとは自分でやる!という人が、本に書かれたことをそのまま実行すると、登記所で「この書類も作って持ってきてくださいね」と言われる恐れがあります。

そんなわけで、当事務所では電子定款お申し込みのお客様にはその書類をサービスで付けてます。もし、いらなかったら破いて棄ててくれたらいいので、足りなくて大変な思いをさせてしまうよりは、最後までスムーズに事を運んでいただきたいですから。

 以上、真面目に仕事をしているお話でした。

年に一度の

2010年7月13日 火曜日

誕生日でした。先日の話ですが。

いくらわたくしごとを書くのがブログだといっても、どうしようもなくわたくしごとでスミマセン。

30代のバトンを預かり、両腕を振って走っている状態です。まだまだ40には届きませんよ。とはいっても、30越してますが、

未だに「あさみちゃん」と呼ばれます。

公証人の先生にも「あさみ先生」と言われて驚きました。アサミという苗字ではないです。

いつも「行政書士の中村です。お世話になってます」と言っているのですが、あえて「あさみ先生」と呼ばれるのは、

「あさみ」もアレですが「先生」はもっと恥ずかしいですね、身の丈に合ってない気がして。


年に一度の誕生日は、ついつい疎遠になってしまった友達に連絡を取るいい口実です。

「誕生日おめでとう。元気?」

ってご無沙汰してる友達にメールしたら、何かいいことあるかもしれませんよ。

201007100155000201007091921000←ビールではありません

「君の瞳に乾杯」のカクテルです。これを知ってると50代以降の紳士淑女にウケます。

ひじの痛みについた病名

2010年7月6日 火曜日

ひじと手首が痛い痛いと思っていました。一週間くらい酷使したので、一週間休ませれば治るだろうと軽く考えていたところ、

マウスを握ると「いた~たったった」となるようになってしまったので、整形外科へ。

「テニスひじですね」とのこと。

(テニスしてないよ!)と突っ込みたかったのですが、触診が痛かったの早く帰りたくておとなしくしてました。

痛み止めの飲み薬と塗り薬を処方され、ひじの両側に注射をしてもらって帰ってきました。

右手首の方は、「腱鞘炎」でした。

複写式の職務上請求書と領収書を書く際にやたらと筆圧が高くなるのと、HPの更新やらでPC作業が多かったのが原因と思われます。

職務上請求書は2枚複写なのでともかく、領収書は3枚複写なのでかなり気合を入れて筆圧高く書かないとお客様に渡す分が薄くて見辛くなってしまうのです!

職業病と言ってもよいのではないでしょうか・・・。

読字系行政書士の「今日読んだもの」ブログvol.4

2010年6月14日 月曜日

「秋の花」

著者:北村薫

出版社:東京創元社 創元推理文庫480円

201006142241000


一字一句噛みしめるように読む本です。

もう何回読んだかわかりませんが、読むたびに染み入るところが違います。

推理小説なのでなぞ解きはありますが、

登場人物の会話、しぐさ、考えることなんかを丁寧に読んでいくのがお勧めの読み方です。

ストーリーだけ追ってしまうと勿体ない!

登場人物それぞれの年代、立場によって日常の風景でさえも違って見えるということを、

その時その瞬間にしか出会えない感情を、思って読むことができます。

何かうまくいかないことがあった時にも、それさえも大切だったと後にふりかえるような気分にさせてくれる物語です。

しみじみ。


よっぽどわからなくなければ大丈夫 ・・・って?

2010年6月8日 火曜日

「よっぽどわからなくなければ大丈夫です」

さて、わかったようなわからないような表現です。

会社の目的について、登記所の職員さんに教えていただいたのですが、

以前は会社の目的というのは具体的に明確に定款に記載しなければ登記ができませんでした。

今は、「よっぽどわからなくなければ大丈夫」なんだそうです。

ただ、「それで会社設立後に問題があったときは、自力で何とかしてもらうんですよ・・・」

とのこと。

ただ、「よっぽど」のサジ加減が、素人と玄人では違うだろうということで、

やっぱり今現在も、確認に来る人は結構いるそうです。


「設立後に何かあった」の想定事項としては、許認可に必要な文言が入っていないので、許可・認可がもらえない、ということが考えられます。

こちらのほうは、直接担当の窓口に電話すれば、丁寧に教えてくれますので、

会社を作ろうと考えている人は、面倒がらずに確認したほうがいいですね、きっと。

201006082214000

読字系行政書士の「今日読んだもの」ブログvol3

2010年6月4日 金曜日

201006042021000←缶の下のほうに書いてあるのですが、ぼけちゃってます

これはお酒です

って書かないと、確かにジュースと間違えそうな見た目でした、ネクターのサワー。

子供のころはどこでも売っていたネクターですが、最近はあまり見なくなりました。

と、思っていたらお酒になるくらい人気があったんですね。


さて、「これはお酒です」というのは誰に向けたメッセージでしょうか?

お酒の棚に並んでいるので、子供がジュースと間違って買うことはあまりなさそうです。

家の冷蔵庫に入っていたら、間違うかも知れません。よく見たら

「これはお酒(さけ)です。」って書いてありました。やっぱり子供が間違って飲まないように、という配慮なのかな。


あまりにも缶に「お酒」「お酒」と書いてあるので、

大人としては、「今日も酒飲んでるのか!」と何となく怒られているような気がしなくもないですが、

・・・・お味のほうは、懐かしいネクターの味でした。



やってみました アメーバピグ

2010年5月27日 木曜日

アメーバピグ、やってみました。(アメーバピグについては、ヤホーで調べてください・・・)

真夜中でも、PCの前に座っている人が結構いるんですね。

↑一番驚いたのがそこでした・・・。

簡単に言うと、仮想空間を動き回ったりチャットしたりできるものなのですが、

どーでもいいことをつぶやくあたり、ツイッターに似てるのかもしれないですね。

私は昭和の人間なので、会って直接話さないことには何となく腑に落ちませんが、素性を明かさない関係だと意外に大胆に話しかけたりできるのが面白いです。


ニックネーム「書士」を見かけたら、ピグともになってください:oops:

大阪に行くと、帰りたくなくなります

2010年5月24日 月曜日

201005232359000

申請取次の講習会が大阪であったので、9か月ぶりに大阪に行ってきました。

大阪に行くと、いつも東京に帰りたくなくなります。でも今回は帰りたくないの半分、

帰りたいの半分でした。「帰るところがあるっていいな~」と、感じた一泊旅行でした。

(ちゃんと講習を受けて、申請取次行政書士になれます)


大阪駅から新地方面に徒歩10分程度の、お初天神の横丁がとても好きです。

小さなお店が狭い路地に並んでいて、見かけは雑然としていますが、

入ってみる外見からは想像できないような、素敵な内装だったりします。しかも、食事もお酒もおいしいです。

「いらっしゃいませ」じゃなくて、「お!お久しぶり」って迎えてくれるお店がある幸せ。


読字系行政書士の「今日読んだもの」ブログ Vol2

2010年5月18日 火曜日

今日の面白かった読み物、「ハイチオールC プルミエール」の箱に書いてあった「効用」

【効用・効果】

しみ、そばかす、日焼けなどの色素沈着症、全身倦怠、二日酔い、にきび、湿疹、じんましん、かぶれ、くすりまけ

 

ハイチオールCといえば、しみ・そばかすに効くことで有名ですが、なんと「二日酔い」にも効果があるそうです。

成分のL-システインは肝臓の働きを活発にするそうで、新陳代謝を促して肌をきれいにしてくれるとともに、アセトアルデヒドの代謝にも一役買っているそう。

しみ・そばかすが目立ってくると、どうも気分がパッとしないのでハイチオールCを飲んで元気に飲みに行こう、二日酔いも心配ないし:roll:

読字系行政書士の「今日読んだもの」ブログ

2010年5月16日 日曜日

本に限らず「字」のついたものを読むのが好きです。気が付くと何か読んでいるので、読書というより読字が好きなのでしょう。

毎日の読字の中から面白かったものをご紹介します。


「わかりやすい戸籍の見方・読み方・とり方」

司法書士 伊波喜一郎 司法書士 山﨑学 行政書士 佐野忠之 共著

日本法令 出版 1,600円(税別)

★仕事で必要な調べ物のために読んだのですが、戸籍と住民票ってどう違うのかわからないという初心者が読んでもよくわかります。

「離婚するとどうなるの?」「養子縁組の戸籍を見てみよう」など、とても具体的。

故人の預金を引き出そうとすると、「故人の戸籍を出生までさかのぼって全部持ってきてください」と言われます。さて、ここで、「戸籍」「出生まで」「全部」の意味が分からなかったら、一読の価値ありです!