節電効果

2011年5月31日 火曜日

いよいよ節電の夏がやってきました。

事務所も、日中はエアコンを切って窓を開けるなど節電真っ最中です。

湿度が低いときは窓を開けていると風が通って快適ですが、日本の夏はじめじめしているので、

いつまでこの作戦が続けられるか不安です。

風が強いと書類が飛んじゃったりして、それも困ります。


さて、この夏は関東を中心に節電の夏になります。

そのため、大企業の中にも1時間始業時間を繰り上げて、4時45分に終業するなんて会社もでてきました。

そうなると、周辺の飲食店も夜の営業時間をすこし繰り上げたり、アイドルタイムの休憩をなくして昼夜連続営業に

したりと、「アフター4」に合わせた商戦を繰り広げています。


1時間早く会社を出られると、外がまだまだ明るいので「買い物に行こうかな」など、購買意欲もわくそうです。

節電というと「がまん」のイメージがありますが、実際には楽しみの部分もあるんですね。


また、朝が早い分気温が上がってくる前に通勤できるので、スッキリした気分で仕事を始められますね。

節電のため仕方なく、という気分もあるのでしょうが実際やってみると来年以降も定着しそうな気がします。


朝活派にも、朗報が。

朝1時間繰り上げて出勤・通学する人をターゲットに飲食店も開店時間を早めています。

「喫茶店で勉強」「ブレックファースト交流会」の場所も、今より探しやすくなりそうですね。


何事も押しつけられて仕方なくやるのは辛いものですが、「こうしたら快適」「こんな工夫ができる」などど

楽しんで活動したいものです。各業界の動きは、工夫と挑戦がたくさんあって、日本人の粘り強さを

感じさせてくれます。





電子化手数料

2011年5月15日 日曜日

私が監事を務める一般社団法人は、葬祭企業における個人情報の取り扱いに注意を促したり、

講習を開いて具体的に個人情報の保護方法を指導したりしています。

その団体が認証を行うと、とある認定証が発行されるのですが、その認定証などに使っている

商標を商標登録していません。

それは良くないよね、ということでこの度商標登録をすることに。


法人の電子証明書がないので、紙で出願です。

出願先は、特許庁ですね。(東京特許許可局というのは存在しないって知ってました?残念です)


さて、最近は各行政機関でしきりに電子化が進められています。そして、特許庁というのは、

おそらく日本で一番電子化が進んでいる組織なのです。

出願された情報は、電子化されて保存され、HPを通じて誰でも情報検索をすることができます。

「特許電子図書館」で検索すると、特許・意匠・商標・実用新案の公開や登録の情報を見ることができます。


で、「電子化手数料」です。

紙で出願した場合、特許庁で電子化してもらうための手数料がかかります。

1200円+700円×枚数 が手数料となります。

商標でしたら、願書が1~2枚程度で済んでしまうことが多いので、5000円もかかりませんが、

特許の場合、願書・明細書・要約書・図面を提出しますので、数万円かかります。


法務局関係は、電子申請すると手数料が割引になるのですが、

特許庁は、電子申請じゃないと、手数料が割高になるのです。

個人で出願する人は、対応できているのか心配ですね。


なお、商標出願は事前の調査が命です。そこがクリアできれば願書自体はさほど難しくありません。

そうはいっても、一般的な書類とはかなり書式が違いますので面食らいます。

仲の良い弁理士さんにあれやこれや質問攻め。早期審査もできるのかな?今度聞いてみよう。、

中間手続き不要で登録されますように(合掌)


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 黒豆の煮物にはまりました。

もちっとした食感とほどよい甘さが

素敵です。


お茶の時間にもいいですし、

食後のお茶と一緒に、も良いです。

あ、なんかお茶飲んでばっかりですね。

リアルとバーチャル

2011年5月4日 水曜日

日本葬祭アカデミーの事務所で。圓福寺の住職である大谷良海さんにお話を聞く機会がありました。

平時に坊主(と、ご自身でおっしゃっているので坊主と呼ばせていただきます)に会う機会自体ほとんど

ありませんので珍しい体験ですが、大谷さんは私の坊主感からはかなりはみ出したご仁でした。

・恰幅が良く

・声が大きく

・明るく

・日に焼けていて

・裏時事情も話しちゃう

ね、一般的な坊主とは違いますよね。


他人との関わり方が解らない幼稚園児 と その母親の話や、携帯電話が通じないお寺に

わざわざ都会から避難してくるサラリーマンの話など、いろいろおもしろいお話を聞けました。

そういえば、座禅や写経が一時期ブームでした。その場にいかなければ体験できないことを

もとめて人が動くというのは、リアルな体験を求めることに他なりません。

「GWは海外!」というのも、そのひとつです。

前出の幼稚園児は、言葉でしかっても解らないので頭をたたいた(自転車用のヘルメットかぶってたそうです)

ら、きちんと挨拶ができるようになったそうで。リアルのインパクトはすごいんですね。

まあ、この話をきいたとき別の意味で「すごい坊主だ」とは思いましたけど。


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 GWもちょこちょこ仕事なので遠出はしないで

好きな本をむさぼり読んでます。

「知られざる特殊特許の世界」

稲森 謙太郎氏 著

太田出版


トンデモ発明を「これは特許されるか」と

真面目に分析してくれます。しかも、発明者に

インタビューまでしてくれて、「そこ、どうなの?」

というところもしっかり突っ込んでくれます。