「オトナの寺子屋」やってきました

2011年9月24日 土曜日

全景「オトナの寺子屋」は、日本の文化からみた仏教、戒名の考え方、

郷土料理、お墓やお葬式について学び、

理解を深めるための講座です。高崎の圓福寺で9月23日(祝日)に

第1回目が行われました。

第1回目は、記念公演として、葬祭カウンセラーの二村祐輔さんが、

「子供に迷惑をかけない逝き方」~今時のエンディング・問題点・心つもり~

と題して講演しました。


50名定員のところ、オーバーするほどの盛況ぶりでした。

お墓やお葬式のセミナーは関心が高く、

たくさんの人が集まります。特に今回は、お寺での開催とあって、

興味を持った人が多かったようです。集まったのは、お寺の檀家さん、檀家の友達、近所の方々です。

住職の大谷さん・奥様がもてなしをして、大人数ですがアットホームな良い会でした。


内容は、お葬式の考え方。これは、お葬式とは「葬送儀礼」と「告別式」をあらわしており、「告別式」の部分は

宗教や儀式と切り離してもっと自由に考えて良い、ということ。参加されていた人から、「へ~」という声が聞かれました。

そして供養の考え方。これは、お墓をどうするか、ということにも通じますね。日本人は、古くから亡くなった人の魂を

子供のように養い育ててきた、というお話しです。

「仏壇にお願いばかりしないで、亡くなったばかりの魂は子供と同じだから、安心さえてあげましょう」と、二村氏が

話すと、会場からは笑い声が聞こえました。


この「オトナの寺子屋」は、今後もテーマを設けて続けていきます。

私は、仏様が解決できない問題の相談役として参加していましたが、今回は出番なしでした。

身近に、文化を感じることのできる、よい集まりでした!

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 左から、住職の大谷さん、二村先生、志村さん。

志村さんは、仏教を学び近く富山のお寺の住職になります。

タラソテラピーやペインクリニックの研究者でもあります。


お昼は、住職の奥様手作りのちらしずしを

いただきました。絶妙な酢飯加減で、

ついおかわり。

右の、甘味のあんこも手作り!です。

白砂糖と黒砂糖とざらめを混ぜて

使ってsusiいるのだそう。優しい甘さでした。oyatsu



事務所移転のお知らせ

2011年9月13日 火曜日

2011091317400009月1日に事務所を移転しました。

連絡が遅くなり、ご迷惑をおかけした

皆様、申し訳ありませんでした。


なお、未だに全関係者に移転葉書が

行き届いておりません。

宛名を手書きしているのが原因です。

「初秋の候」で始まる挨拶文ですが、

すでに中秋の名月が過ぎてしまいました・・・。

急いで書きます。もう少しお待ちください。




9月末までは、現行の電話も使えますので「電話が通じない!」ということはないはずです。


新しい事務所は駒込駅北口から徒歩5分程度です。

打合せスペースが広々取れましたので、是非お立ち寄りください。


シーズ行政書士事務所

行政書士 中村 麻美 (なかむら あさみ)

東京都豊島区駒込3-20-14ソシアル蔵2F

TEL:03-5972-1728 FAX:03-5972-1729


9月4日セミナーのお知らせ

2011年8月30日 火曜日

9月4日にセミナーを行います。

成年後見でお葬式・老後の心配解消というテーマです。

具体的に、高齢の両親がいて、いつまでも元気なわけじゃないから・・・と心配がある人や、

つれあいを亡くして、自分の葬儀を託せる人がいなくて心配、

というような人を対象にしています。

「成年後見てきいたことあるけど、どんなことができるの?どんなメリットがあるの?」という、

基本と具体例のお話しになります。


上野の葬祭館スペースアデューにて10時~11:30、参加無料です。

お申込みは、お電話かスペースアデューのHPから。


お電話:フリーダイヤル:0120−46−5521
http://www.s-adieu.com/esp.cgi?_page=event_top

無題

商標侵害調査してますか? 「何それ?」って人は要注意

2011年8月7日 日曜日

商標法第2条には、

「商標」とは、文字、図形、記号若しくは立体的形状若しくはこれらの結合又はこれらと色彩との結合(以下「標章」という。)であつて、

次に掲げるものをいう。

 業として商品を生産し、証明し、又は譲渡する者がその商品について使用をするもの
 業として役務を提供し、又は証明する者がその役務について使用をするもの(前号に掲げるものを除く。)
とあります。
 
簡単に言うと、商品名、サービス名、またはそれらを表すマークのこと。
そして、商標は出願登録することによって、登録した人(企業)が独占して使用できるものなのです。
例えば、「ウォークマン」はSONYの登録商標です。
他のメーカーは、「ウォークマン」という名前を使ってポータブル音楽プレーヤーを販売できません。無断で「ウォークマン」という
名称を使ったら、商標権を侵害したとして損害倍所と使用差し止めの対象になります。
例えば、不二屋のペコちゃんマーク。ペコちゃんマークが付いているから、不二屋のパンだと思って買ったら全く別の会社のものだった、
なんてことがあったら、「不二屋だからきっとおいしい!」と思って買った消費者の期待が裏切られてしまいます。
 
ここで、気を付けてほしいのが、
登録されてる商標をしらずに自社の商号に使ってしまったら・・・・。使用差し止めと損害賠償の対象になる可能性大です。
せっかく作った会社の社名が使えなくなるだけでもかなりのダメージです。
 
「え~ じゃあ、どうしたらいいの?」
特許電子図書館で検索してください。出願登録情報が見られます。
 
なお、会社の商号も商標登録できます
せっかく開拓した客層を、社名を真似した競争相手に持っていかれる、ってことがないように、
会社を作るときは、作るタイミングで商標登録しておきましょう。これ、おすすめです。
 

法務局のファストパス的存在 登記ねっと

2011年7月26日 火曜日

法務局に登記簿謄本を取りに行ったらすごい混みようでげんなりする。結構あります。

法人の登記簿を取得するとして、本店所在地、法人名を記入して申請します。ちゃんとメモを持っていかないと、

間違えたりして、窓口で「○○という会社ならありますが・・・」と指摘され、余計に時間がかかったり。

登記簿とるのって、結構面倒です。


登記ねっとを使えば、窓口での待ち時間はほとんどないし、郵送も中1日くらいで手元に届くのでお勧めです。

http://www.touki-kyoutaku-net.moj.go.jp/toukinet/top.html

登録やネットバンキングかペイジーの用意が必要なため、「一生に1回か2回しか利用しないな~」という人は、

法務局窓口で申請すれば十分です。


しかも、窓口請求は1通700円なのに対して、郵送は570円(送料込!)、申請後の窓口受け取りは550円と、

手数料もお得です。

弊所では普段郵送請求を使っていますが、午前中に申請すれば、だいたい請求した翌々日には郵便受けに届いています。

早くて便利ですね。地方の法務局だと、もうちょっとかかると思います。


先日急ぎのため、「申請してから窓口で受け取る」を初めて使ってみました。

池袋法務局に取りに行きましたが、窓口に「あの~登記ねっとから申請しました」と、プリントした用紙を提出すると、

その場で「はい、こちらですね」と即取得できました。事前に申請が通っているので、用意して待っててくれるんですね。

普通に窓口請求すると、10分は軽く待ちます。混んでると20分くらい待たされることも。

すごい!早い!ディズニーランドのファストパス的な優越感を味わえます。

料金は申請時にネットバンキングで支払うため、印紙を買ったりする手間も不要。

これは使えるサービスですね。

忙しかったイベント終了

2011年7月17日 日曜日

2011071716470007月16日(土)、17日(日)の「オヤノコトエキスポ2011」が終了しました。

このイベントの準備が忙しく、ブログも休みっぱなしでしたすみません。


40~60代にかけて「そろそろ親のことが気になる世代」をターゲットに親孝行を

考えるエキスポです。出店企業は、介護関係、旅行、食品、葬祭です。

弊所は葬祭関係の日本葬祭アカデミーの手伝いをしていたのですが、

チラシを作ったり、ポストカードを作ったり、果ては設営を手伝ったりと、

専門外の働きが存外多く、大変忙しい6~7月を過ごすことになりました。


 前日の設営終了1時間前に到着したところ、展示する日本酒は無いわ、飾るポストカード

201107161049000

の配置は決まってないわで、「おいおい明日本番ですぞ」という状態でした。

結局当日お客様がご来場されても準備が終わっていない

という体たらくで、そこはかなり残念でした。

開場してから展示品を持ちこんで、細かい制作作業など始めてしまう協力会社もあり、まいりました。

こういう会社とは、お付き合いできないです。


しかし、ブース全体では、お客様の反応はなかなか良かったと思います。中には、

「板橋区のセミナーで話を聞いて、是非相談したくて来た」という

追っかけのようなお客様も。私も直接対応しました。お墓の承継のご相談で、

要は本人と親族がどうしたいかということがポイントだったのですが、

その辺を整理してお話ししたところ「聞いてみて良かった!」と言っていただけたので、うれしかったです。

お葬式やお墓に関しては、ほとんどの人が経験のない中で判断しなければいけなくなるので、後になって悩むことが多いようです。

弊所では、お葬式お墓に関する相談も、相続手続きの一環として承っているので、今後も窓口を広げていこうと思います。


それにしても、3連休のうち2日も働きどおしで大変疲労困憊しました。ずっと更新しなくてはと思っていたブログも更新できて

一安心です。





舞台+人柄=魅力的 であることを発見

2011年6月21日 火曜日

高崎にある圓福寺に行ってきました。

圓福寺でできる葬儀や供養をもっと地元の人に知ってもらいたい、というご要望があり、

日本葬祭アカデミーの二村先生と伺ったわけです。まあ、私はほとんど観光気分のおまけです。


お寺やお坊さんてどんなイメージがありますか?

・堅苦しい

・良くわからない

・敷居が高い

・なんとなくありがたい

という感じではないでしょうか。私もそんなところです。


ところが、圓福寺の住職である大谷さんは、ご自身を「坊主」と呼び、大きな声で表情豊かに

話す、とても気さくなお人柄です。イメージとは全然違うんですね。

以前東京でお会いした時は、「変わったお坊さんだな~」という印象だったのですが、この度

圓福寺を訪問し、お寺という舞台+大谷さんの人柄で、「おお!お寺ってなんか素敵」という

イメージに変わりました。畳敷きの大広間や床柱、床の間の生け花など、日常生活では

なかなかお目にかからないシチュエーションが新鮮。そこに加えて、別にありがたい話をするわけではなく、

「郷土料理作って食べたり、戒名を自分で考えたり、仏教とか供養とかを勉強したいって人が

集まって、寺子屋みたいなことがしたいんだよね」と語る大谷さん。

最近良くある○○教室と、内容的には一緒ですが、お寺でそれができるというのが他にはまねできない魅力だと

感じました。


中身が良ければ器は関係ない、と考えられがちですが、中身も器(場所)も良いと、相乗効果で予想以上の魅力が

生れるもんだ、と思いました。

このプロジェクトは弊所でも応援していきますので、随時ブログでもご紹介していきます。

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 反省させられてる訳ではありません。

正座すると自然と手が膝の上にそろうのは、

日本人のDNAでしょうか。


定額小為替手数料に もやっとする

2011年6月12日 日曜日

戸籍や住民票を請求するのは、郵送でもできます。

戸籍は本籍のある市区町村に請求するので、本籍地が現住所と離れているときは、

郵送で請求する方が時間が省けます。


郵送で請求する場合は、代金分の定額小為替を同封します。

定額小為替は郵便局で販売していて、受け取った方は郵便局で額面の金額に換金することが

できます。


ところで、定額小為替についてちょっと納得できないのがその手数料です。

1枚につき100円。

定額小為替は、50円~1000円の決まった額面のものが販売されているのですが、

50円のもの1枚買っても支払いは150円!

え~!って思いますよね。


できるだけ、この手数料がかからないように事前に計算して郵便局に出かけます。

例えば、除籍謄本4通だったら、750円×4なので、750円の定額小為替を4枚買ってもいいのですが、

1000円のを3枚買った方が、手数料が100円お得に。

戸籍は一度に複数枚請求することが多いので、合計金額を一番少ない枚数で用意できるように考えます。

まあ、数100円程度の差なのですが、お客様にとっては実費請求ができるだけ少ない方が良いかな、と。


ちなみに、登記簿謄本は収入印紙で請求しますが、収入印紙には発行手数料はありません。

モノが違う、というのは解っていても、何となくもやっとしてしまいます。

(平成23年4月から、登記簿謄本は収入印紙で請求せきるようになりました。当面登記印紙も使用できます)

節電効果

2011年5月31日 火曜日

いよいよ節電の夏がやってきました。

事務所も、日中はエアコンを切って窓を開けるなど節電真っ最中です。

湿度が低いときは窓を開けていると風が通って快適ですが、日本の夏はじめじめしているので、

いつまでこの作戦が続けられるか不安です。

風が強いと書類が飛んじゃったりして、それも困ります。


さて、この夏は関東を中心に節電の夏になります。

そのため、大企業の中にも1時間始業時間を繰り上げて、4時45分に終業するなんて会社もでてきました。

そうなると、周辺の飲食店も夜の営業時間をすこし繰り上げたり、アイドルタイムの休憩をなくして昼夜連続営業に

したりと、「アフター4」に合わせた商戦を繰り広げています。


1時間早く会社を出られると、外がまだまだ明るいので「買い物に行こうかな」など、購買意欲もわくそうです。

節電というと「がまん」のイメージがありますが、実際には楽しみの部分もあるんですね。


また、朝が早い分気温が上がってくる前に通勤できるので、スッキリした気分で仕事を始められますね。

節電のため仕方なく、という気分もあるのでしょうが実際やってみると来年以降も定着しそうな気がします。


朝活派にも、朗報が。

朝1時間繰り上げて出勤・通学する人をターゲットに飲食店も開店時間を早めています。

「喫茶店で勉強」「ブレックファースト交流会」の場所も、今より探しやすくなりそうですね。


何事も押しつけられて仕方なくやるのは辛いものですが、「こうしたら快適」「こんな工夫ができる」などど

楽しんで活動したいものです。各業界の動きは、工夫と挑戦がたくさんあって、日本人の粘り強さを

感じさせてくれます。





電子化手数料

2011年5月15日 日曜日

私が監事を務める一般社団法人は、葬祭企業における個人情報の取り扱いに注意を促したり、

講習を開いて具体的に個人情報の保護方法を指導したりしています。

その団体が認証を行うと、とある認定証が発行されるのですが、その認定証などに使っている

商標を商標登録していません。

それは良くないよね、ということでこの度商標登録をすることに。


法人の電子証明書がないので、紙で出願です。

出願先は、特許庁ですね。(東京特許許可局というのは存在しないって知ってました?残念です)


さて、最近は各行政機関でしきりに電子化が進められています。そして、特許庁というのは、

おそらく日本で一番電子化が進んでいる組織なのです。

出願された情報は、電子化されて保存され、HPを通じて誰でも情報検索をすることができます。

「特許電子図書館」で検索すると、特許・意匠・商標・実用新案の公開や登録の情報を見ることができます。


で、「電子化手数料」です。

紙で出願した場合、特許庁で電子化してもらうための手数料がかかります。

1200円+700円×枚数 が手数料となります。

商標でしたら、願書が1~2枚程度で済んでしまうことが多いので、5000円もかかりませんが、

特許の場合、願書・明細書・要約書・図面を提出しますので、数万円かかります。


法務局関係は、電子申請すると手数料が割引になるのですが、

特許庁は、電子申請じゃないと、手数料が割高になるのです。

個人で出願する人は、対応できているのか心配ですね。


なお、商標出願は事前の調査が命です。そこがクリアできれば願書自体はさほど難しくありません。

そうはいっても、一般的な書類とはかなり書式が違いますので面食らいます。

仲の良い弁理士さんにあれやこれや質問攻め。早期審査もできるのかな?今度聞いてみよう。、

中間手続き不要で登録されますように(合掌)


201105142056000

 黒豆の煮物にはまりました。

もちっとした食感とほどよい甘さが

素敵です。


お茶の時間にもいいですし、

食後のお茶と一緒に、も良いです。

あ、なんかお茶飲んでばっかりですね。