リアルとバーチャル

2011年5月4日 水曜日

日本葬祭アカデミーの事務所で。圓福寺の住職である大谷良海さんにお話を聞く機会がありました。

平時に坊主(と、ご自身でおっしゃっているので坊主と呼ばせていただきます)に会う機会自体ほとんど

ありませんので珍しい体験ですが、大谷さんは私の坊主感からはかなりはみ出したご仁でした。

・恰幅が良く

・声が大きく

・明るく

・日に焼けていて

・裏時事情も話しちゃう

ね、一般的な坊主とは違いますよね。


他人との関わり方が解らない幼稚園児 と その母親の話や、携帯電話が通じないお寺に

わざわざ都会から避難してくるサラリーマンの話など、いろいろおもしろいお話を聞けました。

そういえば、座禅や写経が一時期ブームでした。その場にいかなければ体験できないことを

もとめて人が動くというのは、リアルな体験を求めることに他なりません。

「GWは海外!」というのも、そのひとつです。

前出の幼稚園児は、言葉でしかっても解らないので頭をたたいた(自転車用のヘルメットかぶってたそうです)

ら、きちんと挨拶ができるようになったそうで。リアルのインパクトはすごいんですね。

まあ、この話をきいたとき別の意味で「すごい坊主だ」とは思いましたけど。


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 GWもちょこちょこ仕事なので遠出はしないで

好きな本をむさぼり読んでます。

「知られざる特殊特許の世界」

稲森 謙太郎氏 著

太田出版


トンデモ発明を「これは特許されるか」と

真面目に分析してくれます。しかも、発明者に

インタビューまでしてくれて、「そこ、どうなの?」

というところもしっかり突っ込んでくれます。


4月に入ってお値段変わりました 登記簿謄本

2011年4月24日 日曜日

4月から登記簿謄本のお値段が変わりました。

法人の現在事項証明書(いわゆる謄本)は、

窓口交付が 700円

ネット申請郵送が 570円

ネット申請窓口交付が 550円

です

ネット申請窓口交付は新しくできたサービスで、ネットでほしい謄本を請求して、

法務局の窓口で交付してもらう、というものです。

郵送だと都内でも中1日はかかってしまうので、急ぎの時には便利ですね。

窓口で直接申請するより手数料がお得です。


が、ネットで申請するためには「登記ねっと」を使用できるようPCの設定が必要です。

まあ、面倒です。手数料の納付もネットバンキングかペイジー使用なので、対応してない人は

使えません。ATMでの支払いもできるようですが、色々な案内を見た結果、「ダメだ、わからん」

ということで、おとなしくネットバンキングを使用して支払いました。

便利なようで、あんまり便利じゃないかも・・・・。

年に1回使うか使わないかだったら、近くの法務局行っちゃった方がよっぽど早いな、というのが

感想です。

まあ、職業柄しょっちゅう謄本の請求はするので、なんとなく使ってますが。


「よくある質問」に、謄本の代金一覧くらい載せてくれてもいいのに、と思ってます。

その辺がすごく不親切なんですよね~。サービス一覧と価格表一覧、支払いに使える手段一覧が

TOPページか「よくある質問」にあれば割と大多数の問題は解決するのにな~。




豊島区暮らしの相談会に参加しました

2011年4月17日 日曜日

16日(土)豊島区の勤労福祉会館で行われた第15回 としま暮らしの相談会に

参加しました(ちょっと正式名称が定かではないです)

この相談会は年に2回、春と秋に行われていて、無料で色々な専門家に相談することができます。

今回集まったのは、

弁護士、建築士、行政書士、司法書士、不動産鑑定士、社労士、中小企業診断士、税理士

です。

相談件数は全63件でした。

ひと月前に大きな地震が起こったせいもあり、今回の相談内容は地震で被害を受けた建築物の保障や、

「崩れてきたブロック塀を勝手に撤去していいか?」といった相談が多かったように感じます。

それぞれ、各専門家がてきぱきとアドバイスを出し、お客様には30分の相談時間の間に安心したり納得したりして

帰っていただくことができました。

私自身も耐震強度の問題など全く専門外の分野の話を聞けるチャンス!と、建築士の先生に質問したり、

興味が尽きない4時間でした。こういう機会に、他の分野の専門家から専門的なお話しを聞くのはとても刺激に

なります。


今回印象的だったのが、耐震診断のおはなし。

無料で診断するといって工事をとりつける事業者がいるようなので、そういった事業者への警戒を込めて、

「世の中無料のものはありません」

と建築士の先生がおっしゃってました。思わずうなずいてしまいましたよ。

診断だけして問題なければ工事はしない、診断も工事もやる、など選択できる事業者を

選ばないといけませんね。

この先生は一般的な相場価格についても説明してくれて(多くの先生は相場価格について

語るのを嫌がる傾向があります)、話が早い上に頼もしい!とうれしくなりました。


次回の相談会はおそらく秋ごろです。

また機会があれば私も参加します。

「かたく」お断り?

2011年4月13日 水曜日

駐車を「確く」禁止


「かたく」禁止致します 201104052029000と読むのでしょうか?

「かたく」禁止致します。だったらよく見かけますが、「確」の字をあてているのは

初めて見ました。


日本語ってホントバリエーションが豊富です。

「合意」と「同意」ってどう使い分けてますか?

旺文社の国語辞典によると

「合意」は互いの意思が一致すること

「同意は」他人の意見に賛成すること

とあります。

そういえば、「合意書」は2通つくって双方が保管しますが、「同意書」は一方的に

取り付けるイメージがあります。

こういった使い分けは、特に勉強したというわけではなく日常的に見るもの・聞くもの・読むもの

ふれる事柄から自然に身についていったのだと思います。


同じ年頃の人とばかり話していると、あまり感じませんが、3つ以上年上、3つ以上年下の人と

話をしていると、「使用する日本語の層が違う」と感じることがあります。特に年下の人が顕著です。

なんというか、言葉自体があまり情報を持たずにその場限りで消費されてしまう感覚、とでも言いましょうか。

「すげー」とか「ヤバい」とか、その辺です。


つい最近聞いたおもしろい言葉をご紹介します。

『とんでもございませんでした』

とんでもございませんという表現自体が間違っているのですが、すでに市民権を得ている感があるのでそこは

大目に見るとして、「でした」という過去形が合体しています。

それから、

『お手数ですが、かけ直し致します』

さて、こちらからかけ直すべきか、かかってくるのを待つべきか、とても悩みました。

結局電話がかかってきたので、どうやらお手数をおかけしたようです。


相手がネイティブ日本人であっても、コミュニケーション上油断できない時代になってきましたよ。

 

「知ってる人が本に出てる」

2011年4月8日 金曜日

201104081838000

関係者に配ったのですが、

皆さん一様に「お~、知ってる人が本にでたよ」と喜んでくれました。

それだけで、出て良かった!と思います。


3月25日 有学書林 より発売になった

『W100 志者 女性士業100』に出演しました。

よほど大きな書店でないと扱ってないと思うのですが、

見つけたらじっくりご覧ください。

池袋ジュンクドウの在庫は、私が発売日に買い占めました。



全員女性で、写真満載。これで1050円だったら安いと思います。なんて。


これから資格を取りたいと考えている人は、勉強法の他にも資格を取った後どんな

キャリアパスを描くかの参考になります。どんな思いで資格をとって、どう今につなげているのか、

100人いれば100通りの声が聞こえてきます。


私が最も伝えたかったのは、「チャレンジしよう」ということと、「お互い支え支えられて仕事してる」という

ことです。が、いまいち文章に乗ってきてないです。

「やりたいことがあって、その方法がわかったなら、あとはやるだけ」実にシンプルだと思いませんか?

実際に行動に移すことができれば、道のりの半分まで来たも同然です。あとはいかに進み続けるか。

そして、仕事ってなかなか一人きりでは完結しません。

行政書士みたいにお客様の代理で動く仕事はなおさらです。お客様と二人三脚というのもありますが、

それ以外にも他の士業の仲間に助けられたり、知らないところで助けてたり。

業務連絡の電話でも何気なく「なんか声が元気いないね。どうしたの?」とか気遣って貰ったり

気遣ったり。いつも良い仕事してもらってる司法書士さんには「うわ~早いな、きれいな仕事だな、

わたしも何かできるかな?」って刺激をもらったり、たくさんの人と一緒に働いてるわけです。

 と、そんなことは文章に乗ってこなかったのでここで書いてしまいました。


この本を読んで、「就職できないなら、自分で会社作っちゃえばいいじゃん!」と考る人がいたら嬉しいです。


3月の売上から10%を寄付しました

2011年4月3日 日曜日

201104031639000桜が開きはじめました。

3月31日は行政、学校、多くの企業が年度末で

すので、何となくあわただしい雰囲気でした。

4月1日は金曜日でしたので、年度末を無事乗り越えて、

仲間内で飲みに行った方もいらっしゃるのではないでしょうか。


今年のお花見は自粛ムードらしいですが、

どんちゃん騒ぎはともかくとして、仲間同士ざっくばらんに

話ができる機会はあっても良いと思います。

自粛するのは誤った自分勝手な行動のみにして、

経済を活発に動かすためにも、東京は元気であるほうがいいと思います。


さて、3月の売上を集計しその中から10%を日本赤十字社に寄付いたしました。

ご協力くださった関係者の皆さま、お客様に御礼申し上げます。

東北の復興にはまだ時間がかかります。その間、息の長い支援ができるよう、

弊所は一層の事業拡大に努めてまいります。

本当にたくさんの人が支援を考えています

2011年3月27日 日曜日

先の地震で被災し、入院中の日本葬祭アカデミー教務研究室二村氏のお見舞いに

行ってきました。

弊所は日本葬祭アカデミーと提携していますので。


地震直後から、二村氏のところには海外の葬祭企業から棺桶の提供の申し出や、

東北地方で稼働できなくなってしまった火葬場からの受け入れ先を探すメールなどが

とどき、自分のことはさておき対応していたそうです。


二村氏自身もかなりの重症です。

それでも「パソコンと携帯があるから仕事できるよ」と笑っていました。


有事の際に助力を期待される存在感・実力と、「この人に連絡をすればしかるべきところに

支援をとどけてくれるだろう」という信頼、どれもが二村氏にはあるのだと思います。


ご本人は元気そうで安心しました。

提携機関の一つとして、弊所もサポートいたします。


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 (本文とは何の関係もありません)

ホワイトデーにいただいた

papabubbleのアメ。

いろんな種類のフルーツあじです。

「かわいい~」と女子だけでなく

男子にも人気。

気持ちをほっこりさせてくれます


東京都庁で救援物資の受け付けが始まりました

2011年3月18日 金曜日

この度の地震で甚大な被害に見舞われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。

一刻も早い復興のため今できることを始めます。


東京都庁第2庁舎で、東北地方向けの救援物資受け付けが始まりました。

受付される品物はまだ種類が限られています。これらの物が今被災地で必要とされて

いる物なのでしょう。

義援金、節電、全ての人々が今できることを始めています。今までは被災地に物資を送りたいのに

手段がなくてあきらめていましたが、これからはそれも可能になりました。

くわしくは、下記をご覧ください。


1 受付品目(新品未使用のもの)

  1. 赤ちゃん用品
    熱さまシート、紙おむつ(新生児S、M、L、ビッグサイズ)、おしり拭き、ベビーローション、ベビーオイル等
  2. 高齢者用品
    大人用紙おむつ、介護用ウェットシート、介護食用とろみ剤等
  3. 生活用品
    コンタクトのケア用品(洗浄液、コンタクトケース)、使い捨てカイロ、生理用品、紙コップ、サランラップ等
  4. 飲料水

※収納用の袋、箱などで包装した形での提供をお願いします。
※食料品、衣料品については、現段階では受付を行っておりません。

2 受付場所

(1) 個人の方

 東京都庁第二本庁舎1階中央「東北地方太平洋沖地震救援物資」受付窓口
 〒163-8001 新宿区西新宿2-8-1

(2) 企業、団体、区市町村

 京浜トラックターミナル「配送センター11号棟」受付窓口
 〒143-0006 大田区平和島2-1-1

3 受付時間

 午前9時から午後4時まで

4 受付に関するお問い合わせ

 受付に関するお問い合わせは、救援物資受付コールセンターまでご連絡ください。
 【電話番号】03-5320-4585(平成23年3月18日から)
 【受付時間】午前9時から午後6時まで

5 受付方法

(1) 個人の方

  1. 宅配便による場合
    • 物資をダンボール箱に詰め、お名前、住所、電話番号、品名、数量等を記載した用紙を箱に入れ、上記受付場所までお送りください。
    • 箱には「東京都救援物資在中」と表記してください。
    • 恐れ入りますが、送料はご提供者の負担となります。
  2. 持参による場合
    • 上記受付場所へ直接お持ち込みください。

※個人の方は、できるだけ宅配便でのご提供をお願いいたします。

(2) 企業、団体、区市町村

  • 上記受付場所へ直接お持ち込みください。
  • まとまった量がある場合は、事前に連絡をお願いします。

 【連絡先】 03-3766-7871
 センコー(株)斉藤様、清水様、後藤様

6 受付開始日

 平成23年3月18日(金曜)

問い合わせ先
福祉保健局指導監査部指導調整課
 電話 03-5320-4192

被災された方々の無事を心よりお祈り申し上げます

2011年3月14日 月曜日

東日本大震災にあわれた方々のご無事と一日も早い復興を、心よりお祈り申し上げます。


幸い弊所は被害もなく、けが人もありませんでした。

他の事務所とも連携して、通常通りの業務を続けてまいります。


突然の地震に驚き恐ろしい思いをいたしましたが、

周囲の人々と支えあい励ましあい、業務を続けております。


甚大な被害を受けている東北地方の皆様のために、何かできることはないかと考え、

些少ながら3月の売り上げより10%を寄付することを決めました。

また、できる限りの節電に努めます。


このブログをご覧いただいているお客さま方にお願い申し上げます。

今できることを、できる範囲で、一人一人が始めましょう。


捨てる神あれば拾う神あり、ですね

2011年3月10日 木曜日

今週の月曜、東京は雪でした。午後には雨になりましたが、一日厳しい寒さでしたよ。

そんな中、事務所の最寄り駅階段で飛べなくなった鳩を保護しました。

階段でうずくまっていたのを、ひょいっと拾って事務所に持って帰ってきたのは良いのですが、

病院に連れていったところ、数週間の治療が必要とのこと。

事務所は賃貸なので勝手に飼うわけにもいかず、大家さんに相談。

大反対されました。

確かに鳩が集まってきちゃうと、フン害で建物が汚れますから、まあ仕方ない。

一週間だけ時間をもらったは良いのですが、さてどうしたものか。


鳩も野鳥の仲間なので野鳥の保護をしてくれる施設を探しましたが、

東京都では鳩は保護対象外。ちなみにカラスも対象外です。「けがをしているカラスやドバトは

そっと草むらなどに放してあげましょう。」ということになっています。


”野鳥保護”で検索してヒットした動物病院などあちこち電話したところ、

千葉の保護施設が引き取って面倒を見てくれることになりました。

ありがたい!

しかも、もう夕方の6時を過ぎていたのですが、「野鳥はけがをしていると容体が急変するので、

早く連れてきてください」と、遅くまで待機していてくれたのでした。

もう、走って行きましたよ。鳩連れて。

拾う神あり、でした。

元気になったら、野生に帰してくれるそうです。


保護施設は行政とNPOが運営している施設で、寄付も受け付けているとのことなので、

弊所からもいくばくか、寄付しようと思います。


↓保護翌日、事務所ベランダでくつろぐ鳩。わりと元気でした

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