読字系行政書士の「今日読んだもの」ブログvol.4

2010年6月14日 月曜日

「秋の花」

著者:北村薫

出版社:東京創元社 創元推理文庫480円

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一字一句噛みしめるように読む本です。

もう何回読んだかわかりませんが、読むたびに染み入るところが違います。

推理小説なのでなぞ解きはありますが、

登場人物の会話、しぐさ、考えることなんかを丁寧に読んでいくのがお勧めの読み方です。

ストーリーだけ追ってしまうと勿体ない!

登場人物それぞれの年代、立場によって日常の風景でさえも違って見えるということを、

その時その瞬間にしか出会えない感情を、思って読むことができます。

何かうまくいかないことがあった時にも、それさえも大切だったと後にふりかえるような気分にさせてくれる物語です。

しみじみ。


よっぽどわからなくなければ大丈夫 ・・・って?

2010年6月8日 火曜日

「よっぽどわからなくなければ大丈夫です」

さて、わかったようなわからないような表現です。

会社の目的について、登記所の職員さんに教えていただいたのですが、

以前は会社の目的というのは具体的に明確に定款に記載しなければ登記ができませんでした。

今は、「よっぽどわからなくなければ大丈夫」なんだそうです。

ただ、「それで会社設立後に問題があったときは、自力で何とかしてもらうんですよ・・・」

とのこと。

ただ、「よっぽど」のサジ加減が、素人と玄人では違うだろうということで、

やっぱり今現在も、確認に来る人は結構いるそうです。


「設立後に何かあった」の想定事項としては、許認可に必要な文言が入っていないので、許可・認可がもらえない、ということが考えられます。

こちらのほうは、直接担当の窓口に電話すれば、丁寧に教えてくれますので、

会社を作ろうと考えている人は、面倒がらずに確認したほうがいいですね、きっと。

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読字系行政書士の「今日読んだもの」ブログvol3

2010年6月4日 金曜日

201006042021000←缶の下のほうに書いてあるのですが、ぼけちゃってます

これはお酒です

って書かないと、確かにジュースと間違えそうな見た目でした、ネクターのサワー。

子供のころはどこでも売っていたネクターですが、最近はあまり見なくなりました。

と、思っていたらお酒になるくらい人気があったんですね。


さて、「これはお酒です」というのは誰に向けたメッセージでしょうか?

お酒の棚に並んでいるので、子供がジュースと間違って買うことはあまりなさそうです。

家の冷蔵庫に入っていたら、間違うかも知れません。よく見たら

「これはお酒(さけ)です。」って書いてありました。やっぱり子供が間違って飲まないように、という配慮なのかな。


あまりにも缶に「お酒」「お酒」と書いてあるので、

大人としては、「今日も酒飲んでるのか!」と何となく怒られているような気がしなくもないですが、

・・・・お味のほうは、懐かしいネクターの味でした。